2013年6月3日月曜日

【朝三暮四は、同じじゃない?!】

【A】=【B】なのに、迷うことなんてある?

伝え方と、読み解き方には気をつけましょう。

 いきなりですが、どちらの記事を読みますか?





実は、リソースは同じものなんです。
ただ、同じ調査結果なのですが、、
それぞれの立場から、ア
レンジして
ニュース記事にした結果が、上記の見出しなのです。

話は変わりますが、『朝三暮四』という言葉があります。


3つか、4つ、それが問題だ。

目先の違いにとらわれ、結果が同じになることに気がつかないこと。
言葉たくみに人をだますこと。餌のトチノミを「朝三つ暮れに四つ」としたら
怒ったサルが、
「朝四つ暮れに三つ」と言い直したら、喜んだという故事に由来する。

僕らは、口車に乗せられた本質のわからない、このサルを嗤う。
しかし、本当のところ、サルの憤りは、無知から来るものなのか?

自分の意に沿わない変更、
気持ちのわからない飼い主、
自由にならない自分自身…。
(尾崎豊か、この猿は(^_^;))

飛ばしすぎました…。
話を戻します。

「伝え方」というのは、サルからすれば、
大事な問題だったのです。(おそらく。)

でも、“ものは言いよう”ってこと、
みなさんも、経験ありますよね。
(自分自身がつまずくことあるので、
あまりエラそうには言えませんが…(^_^;))

つまり“
伝え方というのは、本質と同じくらい、
コミュニケーション上、とても重要な要素なのです。

激高したサルが機嫌を直すくらいですから(^-^)
“コップに入った水は、半分しか残っていない”
“コッピには水が、半分もある”

水の量は、かわらないが、言葉のニュアンスがちがう。
物事に対する認識も変われば、自ずと行動も変わってくる。
(もちろん、ポジティブだから、アクティブに動くとか、
ネガティブだから、パッシブになるとか、単純にわりきれるものではないが…。)
  
同じニュースでも、木鐸となり考えさせる契機とするもの、
不安を煽ることをも躊躇せず、ショッキングな
見出しで
PVを稼ごうとするものなど、いろいろだ。

事実を曲げないまでも、印象を変える。

だからこそ、僕らは、できうるかぎり、
言葉の書かれている背景・内容を、
多角的な視点を使って、
認識・思考・処理する必要がある。
と思うのです。

つまり、読み解き方が大事だってことです。
サルを嗤うだけの、サルとならないためにも…。


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