人間は、2分割できない。
それは、まわりの人間とのかかわりを、丁寧にみたらわかることだ。
今日、こんなことがあった。
朝、会社に行くと、不意のシステムトラブルで、
担当は、昨日の夜から、徹夜で、業務を継続中。
ま、まずい・・・。
このままでは、クライアントさんのデモに、間に合わない。
「できれば、状況がまずいんで、はよきて、手伝って!」と、
携帯メールで、業務時間前の緊急出動要請。
助けの声をだすのが、下手な担当。
普段は、“自分勝手”を公言しているのに、
こんなときは、「できるかぎり、早く行きます。」
と、クイックレスポンスな男。
また、「こういうときは、電話でしょう」
と、返事もなくそのまま来る輩に、
やっぱ、「きぃつかうやん」と答えるオレ。
ほかに、病院に行くスケジュールを
調整して駆けつけてくれるメンバーなど、
みんな、優しく、すこし不器用な人たちだ。
メンバーの一人一人のちょっと、ちょっとが、
自分に似ていると感じて、おかしかった。うれしかった。
優しいという表現を、自分にあてて使うのは、
おこがましいんだけど・・・。
そう、自分と他人を、厳密には、2分割ができないのだ。
これらの、小さな共通点が、何よりの証拠だ。
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