ざっくり、あらすじを言えば、
“東京から遠く離れた、東北・北三陸の小さな田舎町が舞台。
最北端の海で、海女さんを目指すヒロインは、
挫折・奮闘ののち地元アイドルに”、そんなお話だ。(ホームページより)
その中で、ヒロイン アキを演じるのが、能年玲奈。
アキの母親、天野春子が、キョンキョンの役どころ。
いま、リアルに『潮騒のメモリー』が着うた1位! |
あまちゃんの主役は、キョンキョンと断言する理由は何か?
それは、『あまちゃん』=『スターウォーズ』だからだ。
説明するために、映画『スターウォーズ』について、少し触れておく。
“辺境の惑星で奴隷の身分であった一人の少年アナキン・スカイウォーカーとその子供達の成長、
銀河系の自由と正義の守護者ジェダイと銀河系の悪と恐怖の信奉者シスの攻防、
そして、銀河規模の共同国家体銀河共和国から銀河帝国へ変わり、
そして、帝国の圧制に対する反乱により再び復活した「新共和国」への変遷を描いた物語である。”
(wikipediaより)
2013年時点で、episodeⅠ~Ⅵまで公開されている。
episodeⅣ~Ⅵの主人公は、ルーク=スカイウォーカー。
episodeⅠ~Ⅲの主人公は、ルークの父、アナキン=スカイウォーカー。
そして、ルーク=スカイウォーカーに立ちはだかる
最大の敵、ダースベーダ―の正体が、アナキンだ。
これで、スターウォーズの説明になったかはわからないが、
長くなるので、話を『あまちゃん』に戻す。
さて、ここに、なんの共通性があるのか?
元々、春子も、アイドル志望。
田舎を飛び出し、東京でアイドルを目指していた。
図らずも、女優志望の歌手の影武者をしてしまったことで、
デビューの機会を失い、夢破れた暗い過去をもつ。
(ダークサイドに堕ちた…)
娘アキの成長にはげまされ、過去と向き合い、
父親の病に、夢破れたユイをなぐさめる。
さらに、最初は頑なに反対していたアイドルを夢見るアキを力づけ、
アイドルをあきらめる原因を作った太巻と対峙していくことで、
自らの傷をもいやし、わだかまりを昇華させていく・・・。
そう考えるからこそ、『あまちゃん』の主役は、キョンキョンだと思うのだ。
あらゆる物語は、スターウォーズに通じる。
つまり、『スターウォーズ』が、ダースベーダ―こと
アナキン=スカイウォーカーの挫折と回復の物語だとすれば、
『あまちゃん』は、いわば、天野春子の挫折と回復の物語だ。
そして、だからこそ、夢破れた多くの大人たちをも熱くするのだ。
登場人物を、ざっくり対応させてみる。
アキ→ルーク=スカイウォーカー。
春子→アナキン=スカイウォーカー/ダースベーダ―
夏ばっぱ→ヨーダ
種市先輩→レイア姫
ユイちゃん→ハン=ソロ
ただ、そう考えると、ジャバザハットはだれなのだろうか…。
歌唱指導中ですが、なにか? |
(関連)
『スターウォーズ』と物語の黄金パターン
0 件のコメント:
コメントを投稿