2013年6月8日土曜日

【僕が表彰台にのぼることが、圧倒的に重要だと考えるわけ】

『表彰台にのぼる』とは、上位3人に選ばれること。
広い意味で言えば、“選ばれうるポジションにいる”、ということ。

なぜ、『表彰台にのぼることが、圧倒的に重要だと考えるのか?』。

それを説明するために、
長女の運動会を事例として、ご紹介します。

足がめちゃくちゃ速くない彼女は、運よく、
456年のリレー選抜チームに入ることができました。

それは、たまたまクラス全員での
タイム測定会で上位者に入れた結果がよかったからでした。

本人自身が、選抜チームに入れたことに
驚いていたことが、自分自身をよくわかっている証拠。
そのチームが、運動会のリレーで優勝できました。

本人も、1位でもらったバトンを、順位をキープした状態で、
次の走者につなげることができて、一応、最低限の役割を果たせました。
なんかもってる彼女は、運動会では負けなし。
幼稚園から、7年連続勝利記録。目下更新中らしい。

























これが、4年全員の測定だったら、
どうだったか…。

つまり、“クラス選抜に入る”ためには、
そのクラスの上位に入ればOKなわけで、
学年の中で、速いもの順ではないということ。

そこで、改めて、気づきました。
己の親ばかさを・・・、ちがいます(^_^;)

いや、ポジションの重要性を。

これは、学年の上位に入らなくても、
クラス上位に入れば、選抜リレーに出場できるということです。

(事実、隣のクラスには、彼女よりも速くても、
選手に選ばれていない子もいたらしい。)

つまり、現実のビジネスの問題として考えた場合、
 競合の少ないエリアあるいは
お客様の選択肢の中”に
入ることができれば、チャンスがあるということです。

リレーの例を出せば、選抜されてからは、
早朝練習などがあり、タイムも、バトンの受け渡しも
少しずつですがうまくなり、本当に早くなったそうです。

つまり、彼女は、選抜に入って練習した結果、
はからずも、能力を成長させることに成功したのです。

 “お客様の選択肢の中”に入っていることで、
色々リクエストにこたえる過程で、
鍛えられた新入社員のようなものでしょうか?

 “最も重要な昇進とは、明日のトップマネジメントが
選び出される母集団への昇進である。
それは、
組織のピラミッドが急激に狭くなる階段への昇進である。”
と、ドラッカーもいうように、急に、競争激化するポイントがある。

そこをうまくクリアできれば、つまり、ビジネス風で言えば、
“お客様の選択肢の中”に
入ることができれば、チャンスがまわってくることもあり、
その機会を通して、己を成長させることができるケースも考えられる。

だからこそ、『表彰台にのぼる
=お客様の選択肢の中に入る
=母集団への昇進』は、
圧倒的に重要だと考えるのです。

簡単にまとめれば、
①その選抜の中で、自らが鍛えられるということ。
②選択肢の中に入らなければ、選択される可能性が極端に下がるということ。
の2つになります。

これらの理由から『表彰台にのぼる』、というのが
まず、僕らがやるべき、最初の重要なミッションになると思います。

偶然の要素も多分にありますが、
チャレンジするだけの価値はあると思います。

みなさんのご健闘をお祈り申し上げます。

もちろんって、 “自分が一番がんばれよ”
ってことは、当然あるのですが…(^_^;)


『表彰台にのぼる』やり方について、
選ばれる母集団へ潜り込む布石の打ち方』にも
書いています。よろしかったら、こちらも、ご参考までに。


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