今朝の日経をよんでいたら、気になる言葉がでていた。
穴だらけの金庫、『「負担なき給付」の蹉跌』という
記事(http://bit.ly/d8WIMi)の横のドラッカーの言葉。
「予算編成が歳出~スタートするならば、徴税に節度がなくなる。
歳出は、政治家が票を買うための手段となる」(『ポスト資本主義社会』)
まさに、言うとおりだ。
個人では、多くの人が、収入の中で、生活をしようと思っているが、
国や地方にお願いする場合は、そのあたりは、全然気にしない。
だから、だめだと他人や政府を批判することはたやすい。
もちろん、ほっておくこともできない。
かと言って、一人で、けりをつけることはできない。
どうする?
自分で、できることをせずに、人を批判することは、卑怯だ。
自分のできうることをし、相手を認める。その上で、批判することは、批判する。
そのためにも、自分のことは、自分の範囲でやるための道筋をつくることだ。
そして、それを実行するためにも、自分で、戦える知恵をつけ、武器をつくることだ。
自分で自分のやれることをし、自分の意見をいい、自分の落とし前をつけるんだ。
でないと、気づかないうちに、自分の信条を、お金と交換することになる―――。
それは、とても悲しいことだと思う。
だから、できることから始めよう。
すくなくとも、「穴だらけの金庫」に、穴を防ぐために、
お金をもらえるからという理由だけで、政党を支持することしない。
そう、決めようと思う。
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