現在は生花中心ですが、母の日が普及した当初はもっぱら造花だったそう。 |
今日は、母の日ですね。
さて、母の日の由来には、
諸説あるそうで、詳しくはこちらに譲るとして、
諸説あるそうで、詳しくはこちらに譲るとして、
いま、町の花屋さんでは、カーネーションが
ところ狭しと、店先に並んでいます。
もし、今日贈るなら、メッセージは、『ありがとう。』ですよね。
あるいは、『ありがとう&(いつも)ごめんね。』という人もいるかもしれません。
しかし、明日贈る場合ならば、どうなるでしょうか?
昔の人は、時期を逸したと考えるでしょう…。
そもそも『六日の菖蒲、十日の菊』という言葉があるくらいですから。
でも、僕らMarketingを考える人間は違います。
では、どうするか?
1番目は、メッセージを変えます。
『(遅れて)ごめんね&(いつも)ありがとう』と。
2番目に、仕組みを変えるでしょう。
仕事(タスク)の流れ、情報の流れ、物の流れ、お金の流れ等々…。
仕事(タスク)の流れ、情報の流れ、物の流れ、お金の流れ等々…。
変えたメッセージに沿ったWhatを届ける仕組みを作ります。
そうすれば、母の日当日については、“感謝”という市場を、
母の日翌日については、“ごめんなさい+感謝”という市場が取れます。
つまり、贈ることに遅れた人の、“気持ちと市場”、という
2つの意味において、同時に“すくいあげる”ことができるのです。
2つの意味において、同時に“すくいあげる”ことができるのです。
そうすれば、恐らく明日の月曜日も、カーネーションは売れます。
そして、これこそが、Marketingだと思うのです。
大学時代、西村先生(現甲南大学副学長)にゼミで、
“Marketingとは、『Market(市場)+ing(進行形)』。
進行形(ing)つまり、動く市場に合わせる行為の全体”と教わりました。
「Marketingとは計器である。」
全体を表した先生の教えを、噛み砕いて一側面切り取るならば、そう言えると考えます。
つまり、相手の気持ちを量り、市場規模やタイミングを計るという意味において。
(長くなるので、その他の側面は、また別の機会に譲りますが…)
ただ、そうだとはいえ、このブログを読んで、
地域によって、『今日』が、まだまだいけるみたいです。
「母の日は商業主義に毒されている」
そんな人もなかにはいらっしゃるかもしれませんが、
“日頃の感謝の気持ちに、花と言葉を添えて贈る”、
まだまだシャイ日本人には、良いきっかけだと思いますが、いかがでしょうか?
まぁ、うちの母は、“花よりダンゴ”の人なので、いつも、
“花かダンゴか”迷うところなのではありますが…(^_^;)
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