2013年5月14日火曜日

【行列とMarketing】

行列は、売れてる証か、不満の温床か…


昨日は、原宿でランチミーティング。
うまい中華をごちそうになりました。ヽ(^o^)丿
S先輩、ごちそうさまでした。<(_ _)>

さて、ちょうどその店に向かう時に目に入った、長蛇の列!!
すごいですね、気温が夏日に届こうかというお昼間なのに…。

どうやら、お目当ては、話題のギャレットポップコーンの様子
(平日の昼間なのに、
なんと時間待ち!(@_@;))

さて、この行列をどう見るか?

A】長い行列は、話題の証!→持続させよ。

B】長い行列は、お客様を待たせる不満の温床→解消せよ。

どちらの立場も、一理ありますね…。

では、Marketing的に整理してみましょう。

Marketingとは、『Market(市場)+ing(進行形)』。
進行形(ing)つまり、
動く市場に合わせる行為の全体


前回は、お客様(相手)の気持ちを量り、
市場規模やタイミングを計るという側面を
Marketingとは計器である。」という言葉で考えてみました。

今回は、
動く市場に合わせる行為の全体
提供者(自分)主体で考えてみましょう。

キーワードになるのは、
Marketingとは武器である。」です。
 ちなみに、「武器」と言う言葉を、次のような意味で使っています。

①戦闘や狩猟に用いる道具や器具の総称
②人間や動物がもつ社会競争で有効な長所や生き残りの手段
          (Wikipedia武器より一部抜粋)

Marketingとは武器である。」と言えるのは、なぜか?

 それは、Marketingを、動く市場に合わせる行為の全体と考えた場合、
自分は、なぜ(=Why)”を問う視座を使って、
市場という競争環境の中に切り込む
からです。

つまり、視座が、
◆“(並んで頂いても)出来立てのおいしいポップコーンを届けたいから…。”
◆“ポップコーンで大儲けしたいから…。”
なら、先ほどの【A】と同じ
立場になるかもしれません。

逆に、視座が、
◇“おいしいポップコーンをスムース提供したいから…。”
◇“ポップコーンを通して、お客様に不満を与えたくないから…。”
なら、先ほどの【B】と同じ立場になるかもしれません。

つまり、“自分は、なぜ~するのか?、
なぜ~と思うのか?”という提供者(自分)の視座
は、
戦う意義、戦い方を決定づけるという意味で、武器になる。

また、状況の変化によって長所が短所となりえるため
「全てにおいて優れる」武器は存在しない。
というところも、僕が、Marketingを武器と例える所以です。

時分と自分にあった武器としてのMarketing
上手く使いこなしていきたいものですね。

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