2014年4月12日土曜日

【弱くても勝てます】に見る「 弱者の戦略」と「1歩目の戦術」

主演 二宮和也 



原作を知っていたので、
ドラマ化の1回目を見た。

大学の研究者閉鎖に伴い、
母校の教師となった主人公。

高校時代の苦い経験から、
最初は、拒んでいたものの、
校長や生徒に請われて、
野球部を手伝うことになって…。

というのが、あらすじ。

面白かったのは、
「弱者の戦略」と
「1歩目の戦術(アプローチ)」。

状況:部員不足の野球部。
人材獲得をどう考え、行動したか?


他の運動部のエースを
探そうとする部員に、
「弱者」故に、(戦略として)
くすぶってるやつを探せと指示。

理由:エースは、そのクラブが
手放すはずがないし、
本人も辞めてまでマイナーな
野球部に来るはずがないから。

そして「1歩目」の戦術として、
・指揮者をやりたいシンバル奏者

→バッターボックスは、
1人で全員が立てるとスカウト。

・勝ち切れない短距離走者

→50m走で、途中の43mで失速。
塁間は27.431m。
この距離は、無敵とスカウト。

・野球は下手だが、得意だと言う
フライが取れないライト。

→お前は、味方の球は取れるとピッチャーに。

それぞれの「目立ちたい」
「勝ちたい」「野球したい」に
持っているもので貢献させる。

状況:勝てないチームで、人を集め
試合することに意味があるのか?
との部員からの問いかけ。

野球部が、野球をしていない
状況はどうだ。

「弱者」故に、(戦略として)
まず、「1歩目」の戦術として、
野球部になろう。

今は戦力を求める時じゃないと。
勝ち負けはそれからだ。

…………………

これは、ビジネスにもつながる。

友人が転職市場に
優秀な人は流れてこない、
と嘆いていた。

そうかもしれない…。

今いる会社で、「エース」なら、
転職する必要がないからだ。

だから、優秀な人に目星をつけ、
あの手この手でスカウトするのが正しい。


・話題のベンチャーでは、どうしているか?



自らの現在のポジションを弁えて
戦略を練り、1歩目の手を打つ。

今、できることはなんだろうか?
嘆くことか?動くことか?












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