主演 二宮和也 |
原作を知っていたので、
ドラマ化の1回目を見た。
大学の研究者閉鎖に伴い、
母校の教師となった主人公。
高校時代の苦い経験から、
最初は、拒んでいたものの、
校長や生徒に請われて、
野球部を手伝うことになって…。
というのが、あらすじ。
面白かったのは、
「弱者の戦略」と
「1歩目の戦術(アプローチ)」。
状況:部員不足の野球部。
人材獲得をどう考え、行動したか?
他の運動部のエースを
探そうとする部員に、
探そうとする部員に、
「弱者」故に、(戦略として)
くすぶってるやつを探せと指示。
理由:エースは、そのクラブが
手放すはずがないし、
本人も辞めてまでマイナーな
野球部に来るはずがないから。
そして「1歩目」の戦術として、
・指揮者をやりたいシンバル奏者
→バッターボックスは、
1人で全員が立てるとスカウト。
・勝ち切れない短距離走者
→50m走で、途中の43mで失速。
塁間は27.431m。
この距離は、無敵とスカウト。
・野球は下手だが、得意だと言う
フライが取れないライト。
→お前は、味方の球は取れるとピッチャーに。
それぞれの「目立ちたい」
「勝ちたい」「野球したい」に
持っているもので貢献させる。
状況:勝てないチームで、人を集め
試合することに意味があるのか?
との部員からの問いかけ。
野球部が、野球をしていない
状況はどうだ。
「弱者」故に、(戦略として)
まず、「1歩目」の戦術として、
野球部になろう。
今は戦力を求める時じゃないと。
勝ち負けはそれからだ。
…………………
これは、ビジネスにもつながる。
友人が転職市場に
優秀な人は流れてこない、
と嘆いていた。
そうかもしれない…。
今いる会社で、「エース」なら、
転職する必要がないからだ。
だから、優秀な人に目星をつけ、
あの手この手でスカウトするのが正しい。
自らの現在のポジションを弁えて
戦略を練り、1歩目の手を打つ。
今、できることはなんだろうか?
嘆くことか?動くことか?
0 件のコメント:
コメントを投稿