第146回ドラッカーSkype勉強会に参加しました。
4月24日企業の社会的責任 意図がよくても責任を果たしたことにはならない |
4月25日スローン流社会的責任論 責任なき権限に正統性はなく権限なき責任にも正統性はない。 |
4月26日貪欲と腐敗 バブル時は怪しげな者までトップにのぼる。 |
4月27日企業倫理の間違い いわゆる企業倫理論は、いかなる理由からか 倫理にかかわる一般のルールは企業に適用されないとする。 |
4月28日 社会的責任と倫理 企業倫理とはカズイストリー(決疑論)である。 |
4月29日プロとしての倫理 知りながら害をなすな。 |
4月30日雇用不安が社会を不安定化する。 |
今日は、この範囲を俯瞰しつつ、
気になるところをディスカッションしました。
少人数ならではの濃い討論で、
いろいろな気づきを頂けましたので、
少しシェアしたいと思います。
権限と責任と自由のトライアングル
権限ー(正統性)―責任
ヽ |
(倫理) (能力)
ヽ |
-- 自由
のトライアングル。
責任と自由の間には、能力が必要でしょう。(4月24日)
権限と責任の間には、正統性なるものがあるでしょう。(4月25日)
権限と自由の間には、倫理があるのではないか?(4月28日)
あてのない生贄と罪人探し・・・
・社会は何か1つの原因で悪くなっているわけではないのに、
何かの原因を探ろうとしている。経済的な不安ではなく、心理的な不安が社会を不安定化する。
恐怖をもたらす。しかも、その恐怖は未知にして
予測不能なものであるがゆえに、生贄と罪人を求める。
ここで、アンソニー・ギデンズ(アンソニー・ギブンズとも)の話に・・・。
人々は身分制を手放し、自由を手に入れたが、
自分の規定の仕方がわからない。
いわば、三角形の身分制が、180度反転させた
逆三角形の不安定な状態が自由を手にした個人の状況だ。
ゆえに、他者により自分を規定してもらうために、
「承認」を求める。不安だから。
結果、あてのない「自分探し」が行われる…。
「罪人探し」に対する処方箋をアドラー心理学に見る。
・アドラー心理学は、原因論ではなく、目的論。
夢のある社会を作る。
その目的のためには、どうすればいい?
その目的のためには、どうすればいい?
過去をサンクコストとして、なかったものにする。
原因が過去にあって、
トラウマ→現在(原因論)、ではなく、
トラウマ→現在(原因論)、ではなく、
いい未来を作る目的のために、
過去を断ち切って、ビジョンを明確にする。
そのためにも、
ここから始めるしかない。
過去を断ち切って、ビジョンを明確にする。
そのためにも、
ここから始めるしかない。
そんな当たり前のことに
気づかせてくれた勉強会でした。
気づかせてくれた勉強会でした。
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