2014年4月24日木曜日

【オドロキの「お役所仕事」 お役所+企業=CSV】驚きシリーズ5

【すごい「お役所仕事」】

長野県「地域発 元気づくり支援金」活用事業
『健康産業に関する市民ニーズ調査報告書』概要版を読んでいる。

これが、めちゃくちゃ面白い。

長野県松本市で実施された介護現場の周辺で
どのようなニーズがあるか、介護現場に精通し、
実情を総体的に把握しているケアマネジャーに
対するインタビュー調査だ。



【医療・介護周辺サービスとは】



本文より引用する。

□医療・介護周辺サービスとは
医療・介護周辺サービスは
公的保険制度や行政サービス企業が収益事業として提供しているサービスのに位置するサービス

まさに、三遊間!!

守備範囲を少し広げれば、
強くなれるチームがたくさんある。

【課題】
□民間企業による市場化されていない
□サービスが提供されず、消費者が
 がまんしている状態にある

がまんしている状態にある?!!!

【方向性】
□民間企業の新たな参入が期待されている
□行政と民間の連携による対応が必要
つまり、官民一体になれば、
できることはたくさんある。

即ち、このような社会の問題が解決されれば、
マイケル・ポーター教授が提唱している
CSV(Creating Shared Value=共有価値の創出)」の
実現と言える。

まさに、全世界的規模で求められている

石川大雅先生に仰っていた
“戦略の前に、方略”が、ようやくわかった。

戦う場所、そこでの戦い方
考える前に、
方向を考えよ。

企業は、世間体という社会を
自らの動きを縛る縄、規制のように
とらえていた気がする。

でも、そうじゃない。

社会vs企業ではなく、社会with企業
そう、自らを方向づければいいんだ。

また、三方よしという言葉は知っていても、
どこかを押せば、どこかが引っこむ
ゼロサムゲームのように
とらえていたところはないか?

違う、プラスサムゲームだ!!

【CSV 解説動画 GE、ネスレなど事例も紹介】



「企業は様々の社会課題は利益への脅威だから、
関心を持つべきだとされてきました。

しかしこれら社会課題がむしろ企業にとり機会だとしたら?
世界がより良くなるばかりでなく企業の利益も増えます。
もし社会課題を無視したら、あなたのビジネスは危機に瀕するでしょう。
もし社会課題に向き合ったら、同業他社よりもビジネスは秀でるでしょう。
この事は夢物語でなく、現実なのです。マインドセット(心がけ)を変えねばなりません。
目の前の事よりも、長期的な視野が必要です。
この事を共有価値の創造(Creating Shared Value, CSV) といいます。

「お役所仕事」って、バカにするヒマがあったら、
参考にすべき「お役所の仕事」で、
自らのビジネスに活用すべき点を見つけるべき、
そんな気持ちを強くさせる資料でした。

0 件のコメント: