マーケティング戦略の統合フレームワークとして、
「BASiCS(ベーシックス)」を構築。
今回の本も、その解説を、物語をとおして、
わかりやすく、伝える内容になっている。
『戦略』とは・・・
著者いわく、
戦略は、「目的を達成するにあたっての大きな考え方・道筋」。
「戦略」は、「ざっくり考える」こと。
「戦術」は、「具体的に何をするか」。
このように、「戦略」と「戦術」の違いを説明している。
【B】戦場・競合型 「儲かる戦場で戦えば儲かる」
→「自分は、どこで、誰と戦っているのか?」(強みが活きる戦場を選ぶ。)◆「どこで」と「誰と」はセットで考える。(戦場と競合は、連動する。)
【A】独自資源型 「会社独自の経営資源を蓄積すれば儲かる」
→「自分は誰か?自分らしさとは何か?」◆強みの「源泉」となるもの。
【S】強み・差別化型「強い商品を提供できれば儲かる」
→「自分にしかできないことは何か?」(独自資源に立脚した強み・差別化は、強い。)
◆事実を、「強みとして活用にするには、どういう戦略が良いか」を考えればよい。
◆3つの差別化軸
(手軽軸:早い、便利、簡単、近い)
(商品軸:高価格、高品質、最新技術)
(密着:ニーズ、カスタマイズ)
i(統合)
【C】顧客型 「顧客ニーズに応えれば儲かる」
→「自分は、誰と共にいたいのか?」◆求める価値や差別化軸で、セグメンテーションする。
◆顧客を絞る=戦略的な決断。(顧客を絞れば、他の要素が、連動して決まる。)
◆自分の強みに合う人、共鳴してくれる人を選ぶ。
【S】メッセージ型 「上手に顧客に伝えれば儲かる」
→「自分は、誰だと世の中に宣言するのか?」◆伝わっていないことは存在しない。
(顧客に見えるものは、顧客に見えるものだけ。)
これらを「一貫性」をもって取り組むこと。
自分から、他人を削り出し、ハラを括る。
これが、「勝利の方程式」!
「行動は、すぐに変えられる。
そして、それ以外に中身を
変える方法はない。」
よし!