2010年6月8日火曜日

わかりやすく話すコツ

プレゼンテーションの天才と呼ばれるジョブズ氏が、
「iPhone 4」のプレゼンテーション時に、トラブルに見舞われたらしい。
http://mainichi.jp/select/biz/it/cnet/archive/2010/06/08/20414788.html?inb=fr
裏を返せば、トラブルがニュースになるくらいの技術が卓越しているということだ。
もちろん、その技術には、入念な準備と言うバックボーンがあるのだが。

その氏を上回るプレゼンテーションの技術などは、望むべくもないが、 
プレゼンテーションの基本、いわゆる、「わかりやすく話す」ということは、
工夫次第で、習得できる技術ではないのかと思う。

その参考になる記事が、先日の日経新聞にでていた。一言でいうと、

最初に結論、語尾明瞭に。
だそうだ。では、これをどのように、実行するか、ポイントをまとめた。

1.ダメな話し方をやめる。
1)ダラダラと、自分の考えた順、そのままの話し方。
2)何を主張したいのか、わからない話し方
3)理由や根拠のない話し方

2.話す前の下準備をきちんとする。
1)自分の主張・結論と根拠を上げる。:主張・結論は、先に持ってくる。
2)自分の言いたいポイントに、数字を振る。:「3つ」は、説得力と被理解力を持つ。
3)PREP法(主張・ポイントP→理由R→具体例E→ポイントを念押しP)で考える。

3.ディテールに気をつける。
1)時間制限を設ける。:時間を設定し、意識しながら話すと、ムダが省ける。
2)「。」で文章を切る。:「そして」「それで」とダラダラつなげず。語尾を明瞭に発言。
3)的確な接続詞を使う。:理由/なぜなら。結論/したがって。まとめ/つまり。逆の意見/しかし。意外な事実/ところが。対比/一方など、文と文の関連性のわかる接続詞でつなぐ。
4)「やっぱり」「要するに」「えっと」などの口癖に気をつける。

まずは、話す前に、頭の中を整理する。
そして、主張をし、その理由を明確に。
最後に、明瞭な語尾を確保する。
要は、それだけだ。これを習得するには、トレーニングが必要だ。
実践を通して、体得しよう。そのためにも、考える時間を、まず確保しよう。

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