2010年6月12日土曜日

人の幸せには何が必要?

これは、人によります。


そう言ってしまっては、終りになるので、
結論を、一旦脇において、話をしたいと思う。

江口洋介主演の「チェイス」という
国税査察官を主役にしたドラマを見ていた。

一言でいえば、マルサと脱税コンサルタントの争いを、
登場人物の家族模様、人間関係、生い立ちを織り交ぜた話だ。

豆知識的には、脱税の大きな分類が示されていた。
脱税するには、「経費の水増し」と、「売上の過少申告」の2つを、
いかにうまくやるのか?ということだ。

課税申告をごまかす回避策として、イミテーションゴールド・タックスヘイブン・
パーマネント‐トラベラー・風説の流布など、色々な策を講じて税を回避する。

で、タイトルの「人を幸せには何が必要?」に戻りますが、
結局、人間は、どうすれば、救われるのか?どうすれば、幸せになれるのか?
ここをもんもんと思い悩みながら、生きていくのです。

ドラマの中で、敵役を演じる脱税コンサルタントは、愛人の子供として生まれ、
母親の自作自演の誘拐事件に巻き込まれて、左腕を切られてしまう。
事件の真相を偶然知った彼は、脱税コンサルタントとして、生き方を変えてしまう。

人を変えるには、色々な要因がある。だから、色々な生き方の可能性がある。
そして、たくさんの出会いの中で、何を選ぶか?何を信じるか?で変わってくる。

金がなくては、ある程度、豊かな生活は送れない。
しかし、金に、きゅうきゅうとするのも、豊かな人生とは言えない。
要は、バランスの問題だ。だから、 “幸せは、人による。” は、正確には、
“人の幸せには、色々なものが必要だ。だが、その傾斜配分は、人による。”

ということなのでしょう。

みなさんも、お幸せに。

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