今日、新たなメンバーが、入社された。
なんか、空気がふっと変わる。
その変わった空気というのは、新しいことに出会って、
なじむまでの少しこそばゆさとちょっとした緊張感だ。
人も、組織も、そのような感覚を通して、状況に対応することで、
活性化され、成長していくのだと思う。
今回、ご入社された方は、自分に、直接関連する業務以外なので、
面接には、ノータッチで、今日が、初顔合わせだ。
出社された後、メンバー間で、軽く自己紹介をしあって、
仕事の流れを説明した後、面接を仕切ってくれたメンター役と、
担当するお客様のクリエイティブを取り仕切っているディレクターと、
僕と、新人さんと、4人で、ランチにでる。
ランチを食べながら、ざっくばらんに話していると、
落語が趣味だと言う。
へぇー。
そうなんだ、へんな驚き。
それを、受けて、
「実は、高校時代、落語サークルを立ち上げていた。特に、寄席文字が好き。」
とディレクター。
江戸文字(寄席文字含む)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%96%87%E5%AD%97
ふーん、そんな趣味があったんだ。
新しいメンバーとのちょっとしたきっかけを通して、
今いるメンバーの新しい一面を見ることができてよかった。
これは、新しい視点を通して、現在ある対象物を、
別の角度から、見直すことにも通じる。
それは、思わぬ発見を導き出してくれることがある。
新しい人が、早くなじみ、でも、あるところではなじまずにいれくれることで、
その人なりの視点を通して、今まで、当たり前だとされてきたことを、
違った角度から、やり方をうまく変えることができれば、
組織は、今より強くなれると思うのだ。
新人さんに、そんなに、過度に期待するのも、どうかと思うのだが・・・。
2 件のコメント:
人生は生きがたいものなのに
詩がこう たやすく書けるのは
恥ずかしいことだ。
六畳部屋は他人の国
窓辺に夜の雨がささやいているが、
灯火をつけて 暗闇をすこし追いやり、
時代のように 訪れる朝を待つ最後のわたし、
わたしはわたしに手をさしのべ
涙と慰めでにぎる最初の握手。
人生が生きがたいものなのは
きっと あなたが やさしいからなのでしょう。
詩がたやすく書けるのだとしたら、
それは、思いが、出口を求めているから。
わたしたちは、互いに手をのばし、
イデアの世界でつながれる。
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