2013年4月21日日曜日

【オッサンとは性別をあらわす言葉ではない】


“オッサンとは、性別を表す言葉ではない”、と嫁は断言する。
彼女による、オッサンの定義はこうだ。

・自分の意見を押し付けてくる。
・話を聞かない。

そして、彼女は、さらに言う。
「男のオッサンは、わかりやすいけど、
逆に、女のオッサンの方がやっかい…。」

なぜ、ここで、“オッサン”の話をしたかというと、
この“オッサン”は、俗にいう“リーダー”と外見上、似ていることころがあるからだ。

この“オッサン”の定義を、リーダーシップ的に翻訳をすると、
「信念を以て、まわりを巻き込み、突き進む…。」

さて、毎週参加している金曜日のドラッカーの早朝スカイプ勉強会のテーマは、
94回目のテーマは、「(アルフレッド・P・スローンの)マネジメント・スタイル」でした。



ACTION POINT
部下について、好き嫌いではなく、成果と人物(character)を気にしてください。


好き嫌いを完全に排除した評価は可能なのか?
(写真の境目をまたいでいるところもありますが、基本的には、
左:本文、中:予習、右:セッション内容になります。)
僕の問題意識は、
①評価は、被評価者に、公正と、とらえられているのか?
②また、完全好き嫌いを排除した評価は可能なのか?

TOPIX

・英語の原文にCEOという言葉が、何度も出ていた、
これは、CEO向けのメッセージではないのか?

その場合、部長なら(部下と親しくなっても)良いのか?、
課長なら(部下と親しくなっても)良いのか?
さらに,大企業なら、この文章の通りかもしれないが
 従業員全部で10人の中小企業の社長が、
「社員と親しくならなくてどないすんねん?」という考えもありうるが、どうだろうか?

GEには、所属する人間は“こうあるべきである”というようなGEバリューがある。
“共有する価値観”みたいなものを有している。
それを共有できているかどうかという部分もあるのかなと思った。

・“手段”と“目的”というところを整理しながら考えると
 “仲良くすること”が“成果の質を上げる”というケースもある。

・“成果と人物に関して
過去に成し遂げたことを“成果”として、
現状をどう接するかを考えて“未来を託すかどうかは、その人が持つ将来像、
どういう事をもたらしてくれるのか” という2つの違うフレームからの視点が大事。

【まとめ】
・公正な評価は、“手段”であって“目的”ではない。
単純に「仲よくしろ」とか、「距離を置け」とかそういう話ではなく、
自社の立場で、最適なスタンスを考えないよというメッセージではないか?

・それぞれの立場で、とるべき態度というものがある。


・公正な態度で臨むことと、実際に公正と思われることは違うかもしれないが、

それでも、マネジメントは、公正に臨むというスタンスが重要だと思う。
(実際に、スローンがその態度を取り始めたのもトップに立ってから。)

さて、“オッサン”と“リーダー”は、同じなのか、果たして違うのか?
もし、違いがあるとすれば、まわりが積極的についてきて、成果をあげているかどうか?
そういう意味では、“リーダー”という言葉には、【成果】がひもづくのかもしれない…。

さて、みなさんは、どうお考えですか?



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