問わず語りだすのは、タクシー運転手さんの専売特許だ。
1台がタクシーのせるお客さんは約50人。 半分の人と会話するにしても25人。 徹子の部屋の1か月を1日でやるイメージ?! |
「乗せる銀座のママのほとんどが、“活気が戻ってきた”っていうんですよね。」
「途中までは、言う通りだと思っていましたが、
さすが、なんかこう毎度毎度なら、作意を感じてきまして…。」
さすが、なんかこう毎度毎度なら、作意を感じてきまして…。」
このタクシー運転手、なかなか読みが鋭い。
ケネディ大統領の父親が、ウォール街の靴磨きまでが株の話をしていることに、
バブルの崩壊を気づいた話があったけど、まさに、こんな感じだったのだろうか?
(まぁ、あの話の真相自体は、虚実の中の話とされているが…。)
バブルの崩壊を気づいた話があったけど、まさに、こんな感じだったのだろうか?
(まぁ、あの話の真相自体は、虚実の中の話とされているが…。)
「都営交通の24時間化って、どう思います?」と僕。
「いやー、あれ、いいですね。人の動きが活発になれば、
タクシーの乗車回数も必ず増えますよ。」
「終電逃した客、減るんじゃないですか?」
「でも、埼玉の人とか、神奈川の人は関係ないですから。」
すごいポジティブ。
なるほど、そういう見方も、理屈は通る。
これは、税収についても同じことが言える。
【A】景気をあげ、消費を促し、今の税率で税収を稼ぐか。
【B】税率をあげ、消費はそのままでも、税収を確保できる手を取るのか。
さらに、【A】の場合は、景気の腰折れリスクが下がれば、
黒字の会社が増え、法人税でも税額が稼げる。
黒字の会社が増え、法人税でも税額が稼げる。
しかし、個人的には、
①移民を受け入れない、
②観光客も爆発的に増えない、
②観光客も爆発的に増えない、
③人口が伸びていかない、
④使うお金を削れない、だとすれば、
④使うお金を削れない、だとすれば、
【B】の税率を上げる方が、現役世代にとっては、
将来的にはいいのではないかと思っています。
さて、どちらが効率よく税金を集められるんでしょうね?
「いずれにしても、銀座は、アツいですね。
官僚とか、政治家とかもいっぱいらしいですよ。
官僚とか、政治家とかもいっぱいらしいですよ。
でも、考えれば、あそこで金を落として、
銀座のママに、“景気いい、景気いい”といわせれば、
そこにくる社長さんや大企業の人たちも、
“ああ、そうか”と、そんな気にもなりますよ。
だから、官房機密費とかなんか、政府の人が、
“ああ、そうか”と、そんな気にもなりますよ。
だから、官房機密費とかなんか、政府の人が、
裏で仕掛けている気がするんですけどね。」
そうかな、そうかも…。
だとすると、
だとすると、
“最高のPRは、陰謀?”
さとなおさんが言ってた「白鳥蘆花に入る」も、こういうことなのか…。
目的地に着き、タクシー運転手の顔をした、
経済学者兼PRマンの講義は終わった。
経済学者兼PRマンの講義は終わった。
彼は、また、次の客を乗せ、景気の話をするだろう。
そして、乗客の気分が上げ、実需につながらんことを願って…。
さて、みなさんは、今の景気をどうお感じになりますか?
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