小四の子どもの「道徳」の
授業参観に行ってきた。
そこで見えてきたものは、
「横意識」の強さだ。
授業は、わし、猿、ライオン、
クジラ、亀の5種類から、
・なりたい動物、
・なりたくない動物の
それぞれの理由を表明。
それを通してお互いの
意見の違いを認め合おうと
することが狙いのようだ。
びっくりしたのが、
ライオンの人気のなさだ。
それは、なぜか?
ちなみに
横の数字は、なりたい人数
○は、なりたい理由抜粋
●は、なりたくない理由抜粋
である。
○かっこいい
○空を飛ぶ
○空からの景色
○敵がいない
○すぐいける
○強くて楽しい
●空からの攻撃は卑怯
●自分が高所恐怖症
●人に撃たれる
さる3
○木の上にいられる
○木から木へ
○みんなで木、温泉
●木から落ちたらイヤ
●寒そう
●猿同士の争い
●人に危害
●お尻へん
ライオン1
○百獣の王
○強い
○かっこいい
●走ることは大変
●敵が多い
●怖がられる
●獲物を見つけないといけない
●肉食残酷
くじら3
○優しい
○ゆっくり
○あまり襲われない
○魚たちと泳ぎたい
○助けてくれそう
●大きい
●方向転換難しそう
●サメが来そう
●海はいや
亀7
○泳げる
○甲羅の中に入れる(キケン)
○ゆっくりのんびり
○狩をしなくてすむ
●のろま
●のんびり
●敵がきたら大変
●人につかまる
なんとなく共通項が
見えてきたのではないか?
*自由を好む。
*人を束縛することも、
されることも嫌う。
*争いが嫌い。
*偉そうなものを好まない。
子供とばかり馬鹿にできない。
何となく、世相の反映を
見ることができるからだ。
いいか悪いか置いといて。
また成長過程で、
意見が変わるかもしれないが、
基本的にリベラルな感じ。
権威が嫌い、
争いが嫌い、
出る杭を打つ。
それは、世界価値観調査とも、
軌を一つにする。
今回の授業で、子供は、
人に意見の違いがあることを
勉強出来た。
ただ、親としては、世の中には、
「孤高」とも言うべき、
清廉さを持ち、人の上に
立つにリーダーについても、
話しておかないといけない、
ふと、そう思った。
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