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2015年1月3日土曜日

1月3日 不可欠の存在としてのマネジメント



二葉の草を育てる者こそ
人類の福祉に貢献する者である。


マネジメントは、文明が存続するかぎり、基本的かつ支配的な機関として存在を続ける。
それは、近代経済の特性および企業のニーズからして不可欠のものである。

のみならず、それは現代社会の信念の具現である。
経済資源の組織化によって人類社会の糧を
確保しうるとの信念の具現である。

経済が福祉と正義の実現の強力な原動力になるとの信念の具現である。

三〇〇年前、ジョナサン・スウィフトがいったように、
想像力だけの哲学や形而上の体系を築く者ではなく、
一葉の草しか育たなかったところに二葉の草を育てる者こそ、
人類の福祉に貢献する者であるとの思想の具現である。


資源を生産的なものにすることを託された機関、
すなわち経済発展の責任を課された機関としてのマネジメントは、
現代の基本理念を反映する存在である。


もはやマネジメントは不可欠の存在である。
そしてそのゆえにこそ、その誕生以来ほとんと反対されることなく急速に成長してきたのである。

(『現代の経営』)

ACTION POINT 
マネジメントの能力、真摯さ、仕事ぶりが
社会の発展に不可欠なことを示してください。


==============

マネジメントとは、「遠心分離機」である。

PDCAのサイクルを高速に回すことで、
効果があることと、そうでないことをわけていく。
その結果、効果あることの総量を増やす。
つまり、一葉の草しか育たなかったところに二葉の草を育てることだ。

その時、事実確認、現状分析のCからはじめると良い。

Check(分析)→Action(改善)→Plan(計画)→Do(実行)→C…
というように…。

もし、Cからはじめなければ、

1)リソースの把握不足
2)コミュニケーションロス
3)現状に対する誤認の可能性

などによって、

「経済資源の組織化」がままならず、
「人類社会の糧を確保しうる」ことがおぼつかず、
「経済が福祉と正義の実現の
強力な原動力になるとの信念の具現」が遠のく。

「経済」とは、財やサービスを交換する仕組みだ。

それが機能しなければ、何らかの「強制性」に依存する形になる。
つまり、公平という「正義」の実現が難しくなる。

「困った時はお互いさま」
という言葉がある。

それは、その通りなのだが、
行き過ぎると良くない。

なぜか?

理由は2つある。

1つ目は、お互いさまの「関係」が崩れたとき、
バックアップするものがないから。

2つ目は、「お互いさま」の関係が、
片務的になるリスクがあるから。
そうなれば、依存関係しかない。

だからこそ、

みんなで力を合わせて、
財やサービスをうみだそう。

ということなのだろう。

だからこそ、「財」を生み出す仕組みを産み、
PDCAの高速回転により、成果のあるものとないものを
「遠心分離」するマネジメントは、重要なのだ。














2015年1月2日金曜日

1月2日 未来の確認



重要なことは
「すでに起こった未来」を確認することである。


 未来学者は、自ら予測したことがどれほど実現したかで的中率を測る。

予測しなかったもののうち、重要なものがどれほど現実となったかは数えない。
予測したものすべてが実現することもある。

だが、彼らは最も重要なことを予測せず、困ったことには、
それらのことに関心を示すことさえない。

 この予測の空しさは避けられない。

重大な変化は、価値観の変化認識の変化目的の変化など、
予測不可能なものの変化によってもたらされるからである。


 事業を行なう者にとって重要なことは、「すでに起こった未来」を確認することである。

社会、経済、政治において重要なことは、「すでに起こった未来」を機会として
利用することである。それらの変化を認識し、分析する方法を開発することである。


(『断絶の時代』『すでに起こった未来』)

ACTION POINT
市場にすでに現れているトレンドを明らかにしてください。
それらのトレンドがいつごろまで続きそうであるか、
あなたとあなたの組織にいかなる影響を与えうるかを書き出してください。

==============

「すでに起こった未来」とは、ターニングポイント。

未来に対して、決定的な影響力を
及ぼす可能性を含んだ出来事、指標。


ドラッカーは、先進国における
1.高くなりはじめた若者に対する高齢者比率
2.出生率の減少傾向
から「少子高齢化社会の到来」を見出す。

人口自然減最大の26万人、出生数4年連続最少 


○2014年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは前年より2万9千人少ない100万1千人。

・統計の残る1899年以降最少を更新。(出生数は4年連続で最少を更新。)
・1990年代は120万人前後で推移していたが、05年に初めて110万人を下回った。
・2014年はかろうじて100万人台を保つも、9月に明らかになる確定数では割り込む可能性もある。

→ということは・・・、2015年は新生児100万人切る?
(12月31日、厚生労働省の人口動態統計の年間推計より)


○死亡数も戦後最多の126万9千人。

○出生数が死亡数を下回る「自然減」は26万8千人で過去最大。

・日本の人口の自然減は8年連続。
・2005年に初めて自然減に転じ、
 2007年以降は減少幅が拡大
 2010年に10万人、11年に20万人を突破した。

○厚労省は「20~30代の女性の人口が減っており、
 今後も出生数の減少が見込まれる。
 高齢化も進展しており、人口減の傾向は続く」としている。


○2014年の死因
・1位・がん(37万人)
・2位・心筋梗塞などの心疾患(19万6千人)
・3位・肺炎(11万8千人)、
・4位・脳卒中などの脳血管疾患(11万3千人)と続いた。

死因上位の4疾患は4年連続で順位に変化が無く、
死者数の約6割(約80万人)を占めた。


○婚姻件数も前年比1万2千組減の64万9千組で戦後最少を更新。
・戦後で最も少なかった11年(66万1895組)を大きく下回った。

○離婚件数は22万2千組で、前年より9千組減った。
・02年に28万9836組で戦後最多になって以降は減少傾向にある。



ということは・・・

1)人口の確保
→①労働力確保にロボット技術への投資増?→特許を買う動き加速、研究者確保→環境整備
→②海外人材の受入増?→日本の良さをアピールする必要性→映像ソフトによる日本認知拡大
→③代理母、遺伝子技術

2)技術伝承の確立急務
→ゲーム会社等による動画やマニュアル作成ビジネス参入の活発化。

3)シルバー人材の活用
→体力考慮にした仕事の細切れ化・再統合化→クラウドワークの加速。 などなど


あなたしか気づいていない
ターニングポイントは、ありませんか?