facebookのウォールにも、見事な月の画像が並ぶ。
うちの2人の子供も、年に一回のイベントに興奮していた様子。
姉は、意志が強い、と言えば聞こえはいいが、なかなかの頑固者。
誰に似たのか、気も強い…。
弟は、関西弁風に言うと、気ぃ遣いぃ…。
まわりばかりを気にして、キョロキョロしてる。
親としては、もっとどっしり構えてもらってもいいのに、と思ったりしなくもない…。
さて、小学校4年にもなると、「月の観察」なんていう、
定番の宿題を持って帰ってきたりする。
定番の宿題を持って帰ってきたりする。
18:15、19:15、20:15、と1時間ごとの観察。
問題は、19:15~20:15までの間。
子供は、寝る準備をしなくちゃいけない。
この時間は、ちょうど、お風呂に入って、明日の準備をする時間帯。
いつもなら、問題ない。
ただ、今日は、「月の観察」がある…。
19:15、家の外で観察。
問題は、20:15に起こった…。
1時間前と同じように、外での観察の準備をする娘。
風呂に入った後で、風邪をひかすわけにいかないと猛反対する母。
オロオロする息子。
状況が、目に浮かぶ・・・。
「お姉ちゃん、窓から、月が見えるよ。ほら、見てみて!!」
19:15には、月がまだ昇りきっておらず、
木の陰に隠れていたため、家の中から観えず、
外に出て、観察せざるを得なかった。
一時間経った20:15には、
窓から見える状態に変化していたのだった。
木の陰に隠れていたため、家の中から観えず、
外に出て、観察せざるを得なかった。
一時間経った20:15には、
窓から見える状態に変化していたのだった。
オロオロしていた平和主義者の息子は、
彼なりに、問題解決の策を考えていたのだろう。
彼なりに、問題解決の策を考えていたのだろう。
「家ノ中デ月ヲ観察スル」
これが、双方の希望の折り合う唯一のポイントだと、
直観的に見つけたのだろう。 正直、恐れ入った。
大人でも、当事者として利害が対立すれば、
ヒートアップしてしまうもの。
6歳の小さな頼りない、だけど、
優しいネゴシエーターに、今日は助けられたようだ。
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