2013年9月20日金曜日

【ソフトバンク惨敗!?iphone5 3つ巴の大戦争!】



並ぶdocomo  客のいないsoftbank 実は・・・。


今日は、やっぱりこの話題かな。

写真奥のdocomoには、行列ができて、
ソフトバンクには、お客さんがいない状態。


「やっぱり、docomoユーザーはiphone待ってたし、これから巻き返しだな」
「ソフトバンクは、いよいよ苦境だな」

一見すると、そう思ってしまう。
でも、事実は違う。



タネ明かしをします。

この写真は、実は、9時過ぎの神田駅周辺の駅。

ソフトバンクは、この時点で、店を開けていた。
だから、お客さんを処理できて、この時点で行列はない。

ただ、それだけのこと・・・。

写真は、事実を表すが、
その背景までは表さない。

人は、目に見えたものを、信じる。

それは、当然の心理なのだが、
正しい場合は、全てが見えている時のみだ。

しかし、人間は、「神の目」のように、
全体を見渡せすことができるのか?

否、おそらく、そうではない。

見えている物だけで、判断する。
しかし、必ず、別の可能性も
頭の片隅に残しておくべきだ。

本当にdocomoが、今回のiphone導入で、
大きくシェアを伸ばせるかもしれない。

また、取り上げなかったが、auだって、
プラチナ800MHzで、急伸するかもしれない。

何が言いたいか。


見えている事実は、あらゆることの一断片でしかなく、
すぐに、状況がかわるかもしれない。

だから、見えている今で判断するにしても、
それを固定化させてはいけない、ということだ。

これは、いいな”と思っていたことが、
変わることもあるし、その逆もまたしかり。


==

世の中には、「後家づくり」と呼ばれる仕事がある。

これは、毎週金曜日参加している朝活、
『早朝ドラッカースカイプ勉強会』で、今日でてきたキーワードだ。


後家づくりとは、19世紀のニューイングランドの船乗りたちが、
連続して大事故を起こした船につけた名である。
船主たちはその船を思い切って解体した。

今日では、優秀な人が連続して失敗しる仕事が後家づくりである。
いかに、優秀であろうと、次の者を失敗することは、確実である。
ここで、行うべきことは、その仕事を廃止し、仕事の内容を再構成することである。

そのような仕事は、組織が急成長したときや、
大きく変化したときに、生まれやすい。(中略)

通常、後家づくりは偶然から生まれる。たとえば、たまたま一人の人間のなかには
なかなか見られない2つの資質を併せ持つ者が、うまくこなしてしまったために生まれる。

                       (『ドラッカー 365の金言』より)

みなさんのまわりでもありませんか?

例えば、上手くいっていた案件が、

担当者の異動で、まわらなくなってしまったことが・・・。そして、その建て直しに、また、新たな人を投入するも、うまくいかない・・・。

ひょっとしたら、
それは、「後家づくり」の仕事かもしれない。
(そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない・・・。)

大変な仕事を押しつけられましたな・・・。

前任者に、文句の一つでも言ってやろうと思うかもしれない。

でも、それは、間違い。

その時に、その人がいなかったら、
組織自体が、立ち上がらなかった可能性があるからだ。

では、そんなときは、どうするか?
「思い切って、船を解体」することだ。
(もしくは、それを申し入れることだ。)

単純に、やめるのじゃなく、
今までのやり方を新しく組みなおすこと。

では、どうするか?1.“後家づくりの仕事”化(属人的だが、オリジナリティある大仕事)にしすぎない。
2.“ルーティンワーク”化しすぎない。

ポイントは、そのバランスだ。“ルーティンワーク”化について、少し補足をする。

人は、決められたことを、寸分変わらぬように、
“ルーティンワーク”化されていると、仕事に飽きる。

一種の、“燃え尽き症候群”かもしれない。

飽きてしまえば、仕事をなめる。
人に対しても、おろそかになる。

大事なのは、
なぜ、これするのか?
という、目的を共有することだ。

そうすれば、自ずと答えはでてくる。
流されるのは、それを考えず、惰性で、取り組むからだ。

だから、
仕事の工程は、“ルーティンワーク”にし、
内容や機能で、個性(オリジナリティ)を出せばいいのではないか?
とは、新しく参加された方の意見。

まったく、そう思う。いや、違う??

はい、はい。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。”

でしたよね。

おあとがよろしいようで・・・。








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