2013年4月17日水曜日

【大事なことは、世に出ない?】


昨日、少し時間があって、昔からの友人と話をした。

大阪の小さな喫茶店で話していた20代だった僕らが、
現代のバベルの塔?
東京の高層ビルの中で、オサレなシアトル系コーヒー飲んでいるのが、
なんだか場違いのような、こそばゆいような感じがした。
「あの会社の社長と、うちの会社の重役が、実は大学の同級生」とか、
いまだに、“顔が幅を利かす”のが面白い。
検索全盛の時代なのにね。(笑)

まぁ、でも、実はそうなのかもしれない。
そういう僕らも、Googleが生まれる前からの知り合いですから。

もちろん、インターネットに、恩恵をたくさん受けている。
これがなかったら、出会えなかった人や
知ることができなかったことがたくさんある。

でも、当然ながら、現実の社会にも、“素晴らしき世界”がたくさんある。
そして、同じように、 “恐ろしく危険な世界”もたくさんある…。

もし、世に出ていない大事なことを探したいのなら、
ネットのつながりでも、現実でのつながりでも、
今までやってこなかったイベントに参加して、“つながる”体験をしたり、
新しいことを始めたりすれば、面白い気づきに出会えるかもしれませんね。

よかったら、まず手始めに、↓の朝のイベントなんかはどうですかね?
   
エビカツ~東京朝活読書会~
ドラッカースカイプ勉強会

2013年4月16日火曜日

【人生に大事な3つなもの(武器・計器・楽器)】


書評メルマガでおなじみの松山真之助さんから、
このイベントを紹介されたことをきっかけに、
人生に大事な3つのものを考えてみた。

自分、家族、知識、仕事、お金、地域、国、
趣味、時間、友人、ライバル…など
いろいろ大事なものが思い浮かぶ・・・。

例えば、3つをチョイスした他の人に意見を聞くと・・・
・自分、家族、お金
・夢と希望とサムマネー
・雨、晴れ、虹
・グー、チョキ、パー
・仕事、家庭、趣味
・食う 寝る 遊ぶ   …etc

ふむふむ、どれも一理あり、ですね。

ならば、「自分は?」と、考えた。
武器、計器、楽器とした。

なぜか?

武器:経験、知識、よりどころ、力となるもの、メシを稼ぐもの、交換価値あるもの

武器:よりどころ・自信の象徴


計器:他者とのバランス、タイミング、スケール、スピード、距離を図るもの

計器:目標までの距離を測る・バランスの象徴


楽器:自分や周りを癒し、楽しませるもの。人と集う“きっかけ”となるもの

楽器:自分も周りも癒す・調和の象徴

と考えるから。

この3つさえあれば、個でも、集でも楽しめる。
さて、あなたにとって、「人生に大切な3つ」は、なんですか?



2013年4月13日土曜日

【リーダーとしての4つの能力】


毎週金曜日に参加している「早朝ドラッカーSkype勉強会」に、
昨日も、ファシリテータとして参加しました。
(ご興味のあるかたは、ご一報ください。)

今回のテーマはこちら、 「リーダーとしての4つの能力」

さて、本題。

リーダーとしての基本的な能力とは何か?
種明かしをすると、次の4つ。
①聞く。姿勢である。口をつぐめ。
②理解してもらう。コミュニケーションする。
③言い訳しない。やり直そうといえ。
④仕事の重要性に比べ、自分を下に置く。


そして、“基本的な”と言っているところに、
大きな意味がこめられているような気がしました。

【ACTION POINT 】
毎週金曜の午後10分割いて、
人のいくことが聞けたか、
わかってもらえたか、
やり直せたか、
自分を仕事の下におくことができたかについて、
自分あての週間レポートを書いてください。

【セッションTOPIX】

・ベーシック故に、全ては、この上に築かれる。

・[出典 非営利組織の経営]より、この課題を借用。
 つまり、「非営利」だからこそ、カネ、 職位などではない、
 基本的な、根源的な“目的”に集約される。

・自分の仕事を俯瞰する。

・“聞くと言う”のバランスをとれ。

・献身しつつも、    個たりえなければならない。

・和を以って貴しとなす、和して同ぜず。

・どれだけ有効に、部下に使われるか?

・目的に帰る

【まとめ】

得たものは、「目的と基本」の
重要性に対する再認識だ。

その「目的と基本」に、
アプローチする3つの手段。

①「そもそも、これって、   なんだったっけ?」の問い
②対象、チームとの適度な距離〜和して同ぜず、俯瞰〜
③4つの基本能力と内省する時間

以上、みなさんの参考になれば、ありがたいです。


境目をまたいでいるところもありますが、基本的には、
左:本文、中:予習、右:セッション内容になります。


2013年4月12日金曜日

【多崎つくるとは、「日本」である。】



村上春樹は、いろんなことをメタファーとして盛り込む。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、読みました。
ネタバレしない程度に、うがった感想を少々・・・。

「歴史は、消すことも作りかえることもできないの。
それは、あなたという存在を殺すのと、同じだから。」

その昔、5大国と呼ばれていた日本は、
なぜ、その地位を脅かされたのだろうか?
その謎は、今もって、明確な答えはない。

「色彩」とは、特徴、個性。

故郷 名古屋を離れ、東京で、大学生活を送る主人公。
特徴はない、あえて言えば、仲間の中で裕福なことくらい。
それ以外、特徴のない自分がこの仲間に入れた奇跡を、
心底うれしく大事に思う彼は、「脱亜入欧」を果たした、
第一次世界大戦後の日本そのもの。

名古屋の高校生として、自分を含め、5人の
才能あふれるグループの中にいれてもらった彼は、
20歳のころ、友人から突然、断絶をうけて、自殺を考えるようになる…。

その理由は、わからない。自分でも確かめていない。
今となっては、確かめようもない。

つまり、色彩(特徴)のない
主人公 多崎つくるは、日本のメタファー。

だとしたら、「巡礼の年」とは何を意味するんでしょうか?
ますます、謎が深まりますね・・・。

村上春樹は、一冊の本の中に、いろんなことをつなげ、
推理小説のようにも、歴史小説のようにも、
官能小説のようにも、恋愛小説のようにも、
読める楽しさと、ぐいぐい引き込まれるスリリングさがある。

もちろん、これは、かなり奇をてらった読み方といわれるのは、百も承知。


村上春樹 多崎つくる


でも、彼の狙いが、ノーベル文学賞)ならば、
案外なくもないと思うのですが・・・。
さて、みなさんは、どう読まれますか?



2013年4月7日日曜日

【ネクスト・ソサエティ勉強会 ~バランスをとる~】


ドラッカーの “ネクスト・ソサエティ”をベースにし、
現代社会をとらえかた、行動の仕方について、
考察する自主勉強会で、プレゼンする機会を頂きました。

あまりにも、テーマが壮大すぎるのですが、
友人との約束もあり、なんとかできる精一杯をやりました。

勉強会は、3部構成のイメージで、進めました。

第
1部は、本のネクスト・ソサエティの章ごとの要約。
目的は、理解の共有です。

第
2部は、現代社会におけるネクスト・ソサエティの側面の例示。
目的は、現実にあるものの理解の共有。

第
3部は、行動のヒントの例示&ディスカッション。
目的は、ネクスト・ソサエティとの向き合い方のアイデアの共有。

あとは、お話をする時間の都合とのバランスで、
適宜、割愛しながら、進めました。

一部、内容をご紹介します。

第3部 ネクスト・ソサエティ”への対応策(行動)
【バランスをとる】

社会は、全体でバランスを取る。

「正しい」というのは、明示的には、時の権力が、“法律”として決める。
しかし、暗黙知的には、習慣が、“常識”として決めてきた。秩序を形成する時期だ。

ただ、その秩序ができた背景は、必ずしも、受け継がれない。
だから、その“秩序”の賞味期限が切れていることがある。
 それでも、“法律”や“常識”を超える行動は、バッシングや懲罰を受ける。
しかし、そのバッシングを受ける行動の中には、理由があり、意味がある。
その理由は、現在、集団のなかでは、肯定できないが、
行為者個人をその行動に駆り立て、集団の今後に役立つ、
何かが存在する可能性があるからだ。

それは、“すでに起こった未来”かもしれない。

全ての現状を追認する形では、“いま”の秩序は保てない。
だからこそ、“バランス”が必要。

理想と現実とのバランス。否定と肯定のバランス。
真実は、その“間”にしかない。
かれこれ10年、繰り返し読んでます。




なにか、行動のヒントになりますれば、幸いです。

2013年4月3日水曜日

【何によって憶えられたいか?What do you want to be remembered for?】


ドラッカー学会への、入会が認められました。
川口さん、中竹さん、ご推薦ありがとうございます。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。

ドラッカーを強く意識するようになったのは、
2002年の著作「ネクスト・ソサエティ」との出会いでした。
『2006年度版 厚生労働白書』も、この本を参考にしており、
読んだことがある方も多いと思います。

それから、ドラッカーの著作を読むことが増えてきたのですが、
本格的に勉強するきっかけになったのは、
faceboookでご縁を頂いたドラッカースカイプ勉強会でした。
週1回のペースの勉強会は、かれこれ2年近く、もう100回に手が届こうとしています。
その中で、多くの気づきや学び、知己を得ることができました。

“彼”も、その勉強会の中で出会った知己の一人でした。
技術者らしく原因を細かく詰めていく“彼”の発言から、
自分の気づかないヒントをもらうことがよくありました。

そんな“彼”が、がんになり、先日、天寿を全うされました。
驚きとともに、自分より年の若い彼の死は、本当にショックでした。

“彼”のブログタイトル「何によって憶えられたいか?」は、
ドラッカーの有名な問いで、
“彼”が人生を賭けた問いであり、
僕自身にも突きつけられた問いである。

“彼”は、「まっすぐで、最後まであきらめなかった男」でした。ずっと忘れません。

皆さんは、何によって憶えられたいですか?

合掌

2013年4月1日月曜日

【色のない社会】

“わかりやすい”こと が良しとされる、
時間がなく、情報が多い時代。

世界をわかりやすく、単純に切り取ること。
Simple is beautiful.

否定はしません。
便利な部分もあるから。

ただ、アナログの音を、デジタル変換されるように、
複雑な含みは、認識されうる範囲に整理される―。

つまらなくない?
そんなベッタリとした色しかない社会。

 “複雑さを複雑なまま、伝える手段がないものか?”
また、“そのことに興味を持たせることができないものか?”

混沌した世界のイメージを共有するために―。

村上春樹氏が、長編の新作を出されますね。


彼の“色彩”が、どんな意味を持つかわかりません。
でも、そもそも、“色”という言葉には、「色物(イロモノ)」「情事」など、
失われつつある猥雑なイメージもある。

気鋭の社会学者 貝沼博氏は、その猥雑な“色”に焦点をあて、
多くの人を背けたくなるが、厳然と存在するものに、光を当て、
著作「漂白される社会」として、現代日本社会を切り取った。

読むと、悪いお酒を飲んだみたいに、
酩酊感と気分の悪さを味わえます。
でも、手放せない。また、口をつけてしまう。



ただ、子供の新しい色鉛筆を見て思うんです。

社会には、複雑で、濁りもある、
しかし、きめ細かい、微妙ないろいろな「色」がある。
単純には、割り切れない。

犯罪を擁護するつもりはないが、すべての人が
“正義の側に立つ”ことにも、違和感を覚える。

大事な色鉛筆から、なくなっていく。
いろいろな色があるから、 “色彩”のある社会が成り立つ。

それを“正義”という漂白剤の名のもと、
無色透明化(窮屈で、無味な)される社会が、
いいとは思わないんですよね。 

みなさん、どう思われますか?