2013年4月25日木曜日

【出口社長に、“保険”を問う。】


朝活で、ライフネット生命の出口社長にお話をお聞きした。

ライフネット生命は、子育て世代の生命保険料を半分にした、
真っ正直を旨としているネット専業の保険会社。
生保業界初『働く人への保険』、本格的な就業不能保険を開発した。

でも、僕には、正直、まだ、ぴんとこないんですよね。
そんな不幸、自分に起きないと思っていますから。

・・・

講演が終わり、質疑応答の時間で、
出口社長に、質問する機会を頂いた。
僕が問うたのは、こういうことです。

「正直、今、最大のリスクは、長生きです。
それに、対応する“保険”をつくらないのですか?」

65歳からもらえる「年金」。でも、崩壊の危険が囁かれ、不安もある。
その不安を解消する、“保険”を作る気はありませんか?と。

出口社長は、僕の質問の意図をすぐ理解してくれました。

お答えを平たく言うと、
「一民間会社ではできません。国民年金の崩壊を煽って、
払わないことを促すことなんてドアホ。皆さん、国民年金、払ってくださいね。」


選挙にはでません。(笑)力強い握手でした。<(_ _)>


なるほど。

これだけ、算数で考える優秀な社員をたくさん抱えた、
真っ正直な会社でもできないことだ。

そら、そうだ。

国民経済、税金、保険料、少子化…。
一民間会社が担うには、荷が重すぎる…。


将来に対する備えは今から考えておかないと…。
その上でも、健康は大事。
今は、ロコモなんて問題もありますし。

備えあれば、憂いなし。

こらぁ、本気で、ちゃんと、
自分で勉強し、考えていかないといけないな。

やわらかな関西弁を交えた語り口で、
お話くださったすごく凝縮されたお話は、またの機会に…。

本当、勉強になりました。
ありがとうございます。<(_ _)>

2013年4月24日水曜日

【最高のPRとは、陰謀である。】


問わず語りだすのは、タクシー運転手さんの専売特許だ。

1台がタクシーのせるお客さんは約50人。
半分の人と会話するにしても25人。
徹子の部屋の1か月を1日でやるイメージ?!



「乗せる銀座のママのほとんどが、“活気が戻ってきた”っていうんですよね。」

「途中までは、言う通りだと思っていましたが、
さすが、なんかこう毎度毎度なら、作意を感じてきまして…。」

このタクシー運転手、なかなか読みが鋭い。

ケネディ大統領の父親が、ウォール街の靴磨きまでが株の話をしていることに、
バブルの崩壊を気づいた話があったけど、まさに、こんな感じだったのだろうか?

(まぁ、あの話の真相自体は、虚実の中の話とされているが…。)


「都営交通の24時間化って、どう思います?」と僕。
「いやー、あれ、いいですね。人の動きが活発になれば、
タクシーの乗車回数も必ず増えますよ。」
「終電逃した客、減るんじゃないですか?」
「でも、埼玉の人とか、神奈川の人は関係ないですから。」

すごいポジティブ。
なるほど、そういう見方も、理屈は通る。

これは、税収についても同じことが言える。

【A】景気をあげ、消費を促し、今の税率で税収を稼ぐか。
【B】税率をあげ、消費はそのままでも、税収を確保できる手を取るのか。
さらに、【A】の場合は、景気の腰折れリスクが下がれば、
黒字の会社が増え、法人税でも税額が稼げる。

しかし、個人的には、
①移民を受け入れない、
②観光客も爆発的に増えない、
③人口が伸びていかない、
④使うお金を削れない、だとすれば、

【B】の税率を上げる方が、現役世代にとっては、
将来的にはいいのではないかと思っています。

さて、どちらが効率よく税金を集められるんでしょうね?

「いずれにしても、銀座は、アツいですね。
 官僚とか、政治家とかもいっぱいらしいですよ。

 でも、考えれば、あそこで金を落として、
 銀座のママに、“景気いい、景気いい”といわせれば、
 そこにくる社長さんや大企業の人たちも、
 “ああ、そうか”と、そんな気にもなりますよ。
 
 だから、官房機密費とかなんか、政府の人が、
 裏で仕掛けている気がするんですけどね。」

そうかな、そうかも…。

だとすると、
“最高のPRは、陰謀?”

さとなおさんが言ってた「白鳥蘆花に入る」も、こういうことなのか…。


目的地に着き、タクシー運転手の顔をした、
経済学者兼
PRマンの講義は終わった。

彼は、また、次の客を乗せ、景気の話をするだろう。
そして、乗客の気分が上げ、実需につながらんことを願って…。

さて、みなさんは、今の景気をどうお感じになりますか?


2013年4月23日火曜日

【選ばれる母集団へ潜り込む布石の打ち方】



最も重要な昇進とは、本人とその職歴にとって
それがいかに重要であろうと、
本人にとっての最初の昇進ではない。
逆にトップマネジメントへの最終的な昇進でもない。
トップマネジメントの地位には、すでに選ばれた人たちのなかから昇進していく。
最も重要な昇進とは、明日のトップマネジメントが
選び出される母集団への昇進である。
                   
                         (ドラッカー365の金言より,抜粋)
この“母集団に入る視点”を、皆さんはお持ちですか?

大学生は、意識しているか、していないかはさておき、
この視点に裏付けられる行動があるからこそ、
【新卒での就職】という、1つの“母集団”に入ることを目指す。

ただ、個人的には、就職以外での
“母集団に入る視点”を持っている人が少ないように思います。

だから、同じような実力でも、
トップを狙える位置にいる人、そうでない人に、
分かれているのではないでしょうか?

運や、実行力の問題はあるにしても、
より大事なのは、母集団に入るために、
“踏ん張りどころを間違えない視点”だと思います。

もちろん、就職も、出世も、恋愛も同じ。
当たり前といえば、当たり前。

まずは、1つ目のステップは、
“お客様(選択者)に選ばれるための
母集団
(選択肢)の1つになる”
、ことです。

2つ目のステップは、“そのうえで、トップを目指す”こと。
大事なのは、ステップを踏んで、アプローチすることです。

“将を射んと欲すれば、まず馬を射よ”

ただし、運悪く、その母集団にもぐりこめなかった場合、どうするか?
布石を打ちましょう。

そのための1つのヒントは、“ブルーオーシャン”。
誰も気づかないところで、がんばっておく。

例えば、カーリング。当時、“このブームってすごいな。”って、思ったけど、
その前に、取り組んでいる知り合いが周りにいましたか?

こんな事例は、結構多くあります。
今なら、“朝活”。

ブームかトレンドか、意見の分かれるところではありますが、
ともかく、今、アツい。

その中でも、僕らの友人で、“朝活王子”と呼ばれる小川晋平さん。
一回、メディアの取材が入ってからの展開は、まさに、シンデレラストーリー。
(男性にシンデレラってのも、なんかおかしいですが・・・(^o^))

もちろん、そのためには、自らが動かないと選択者に気づいてもらえない。
また、貢献できなければ、選ばれた母集団に、居続けることは厳しくなる。

それでも、元○○というのが、一定の市場価値があるように、
母集団に入れるかどうかは、大きな違いがある。

だから、みなさんがトップを狙うなら、踏ん張りどころを間違えず、
最初の母集団に入ることに、全力を傾けることです。

でも、もし、その中に、入れなかったとしたら、
その集団(組織)では難しいかもしれませんが、
別のところ(新天地、ブルーオーシャン)で、
トップを取って、外から入る方法があるかもしれません。

まさに、セブン&アイホールディングスでCEOをされて、
トーハンの取締役副会長に就任された鈴木敏文さんのように。
(鈴木さんがトップで返り咲くことを狙っていたかどうかは、別にして…。)



2013年4月22日月曜日

【教養とは、他の考え方も成り立ちうることを知ることである。】


これは、アラン・ブルームの言葉である。
そういう意味において、“教養あふれる社会”とは、
多様性と寛容性に満ちた社会のことを言うのかもしれない。

左右も、善悪も、行き過ぎるとなんだか、雑に見えてくる。
言っていることがどうこうというより、反論を寄せつけないところが…。
ものごとには、ちょうどいいバランスがある。

価値相対主義ではないが、
“価値がある”と思う行動(what)の裏側の理由(why)、
つまり、その“思いをくむ”(認めるのではなく)ことは、
全ての人に、平等に与えられるべきものだと思う。

もちろん、だからといって、人の権利を蹂躙する権利を認めるとか、
犯罪者の肩を持つとか、そんなことではない。

今の社会では、誰もが持つ行動の理由(why)を、
どう表現するか(how)において選択があり、
その結果の行動(what)がルールに合うかどうかで、
塀の外を歩くか、内を歩くかが決められる。


To be, or not to be : that is the question.
(話はそれるが、簡単に言うと、刑法第39条は、
その選択ができない状態なので、罪を問えないとされる。)


つまり、現在のルールの範疇を越えたWhatについては、
しかるべきルールに則り、罰せられるべきだと思う。
(そのルールを甘んじて受けたのが、ソクラテスであり、
だからこそ、彼は、自分の意見に、真摯な人間だといえる。)

ただ、Whyに関しては、認められないかもしれないが、
誰もが持つことを許されることを担保しないと、
今の社会で生きる意味も、生きていくこともできないと思う。

(そして、そこに社会全体で汲むべく、新たな考えが存在するかもしれない。
ソクラテスがそうであったように。)

もちろん、自分の意見も、誰かの信念も、結果、人を傷つける可能性はある。

そのことを理解しながらも、それでも尚、自分の意見を言い続けるのは、
意見を言えない環境の息苦しさに、がまんできない体質だからだ。

「見えるものだけが、世界ではない」

そうやって、見えない世界をイメージし、
創り出すことで人間は、成長してきた。
その知の力こそが、人類の発展を支えてきたのだ。

いずれにしても、“教養”を身につけなければ、
自分が見たい半分の世界しか見えないことになるだろう。

ライフハックシリーズやビジネスモデルジェネレーションで有名な小山龍介さんも、
言葉は違うが、相反する両極端な要素、すなわち、“軸を持つこと”の重要さを仰っていらした。

自分の中に、多様性を持つ。
そのことは、自分と社会を生きやすくするうえで、不可欠だ。


あと、実利的なことを言えば、意見の多様性は、武器になる。
まぁ、このあたりは、長くなるので、続きはまた、どこかのタイミングで。

追記)
友人の朝活王子が、小山さんと、『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』
『仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ』などの
著者 美崎栄一郎さんと
対談を企画しました。ご興味のある方は、ぜひ!



2013年4月21日日曜日

【オッサンとは性別をあらわす言葉ではない】


“オッサンとは、性別を表す言葉ではない”、と嫁は断言する。
彼女による、オッサンの定義はこうだ。

・自分の意見を押し付けてくる。
・話を聞かない。

そして、彼女は、さらに言う。
「男のオッサンは、わかりやすいけど、
逆に、女のオッサンの方がやっかい…。」

なぜ、ここで、“オッサン”の話をしたかというと、
この“オッサン”は、俗にいう“リーダー”と外見上、似ていることころがあるからだ。

この“オッサン”の定義を、リーダーシップ的に翻訳をすると、
「信念を以て、まわりを巻き込み、突き進む…。」

さて、毎週参加している金曜日のドラッカーの早朝スカイプ勉強会のテーマは、
第94回目のテーマは、「(アルフレッド・P・スローンの)マネジメント・スタイル」でした。



【ACTION POINT 】
部下について、好き嫌いではなく、成果と人物(character)を気にしてください。


好き嫌いを完全に排除した評価は可能なのか?
(写真の境目をまたいでいるところもありますが、基本的には、
左:本文、中:予習、右:セッション内容になります。)
僕の問題意識は、
①評価は、被評価者に、公正と、とらえられているのか?
②また、完全好き嫌いを排除した評価は可能なのか?

【TOPIX】

・英語の原文にCEOという言葉が、何度も出ていた、
これは、CEO向けのメッセージではないのか?

その場合、部長なら(部下と親しくなっても)良いのか?、
課長なら(部下と親しくなっても)良いのか?
さらに,大企業なら、この文章の通りかもしれないが
 従業員全部で10人の中小企業の社長が、
「社員と親しくならなくてどないすんねん?」という考えもありうるが、どうだろうか?

・GEには、所属する人間は“こうあるべきである”というようなGEバリューがある。
“共有する価値観”みたいなものを有している。
それを共有できているかどうかという部分もあるのかなと思った。

・“手段”と“目的”というところを整理しながら考えると
 “仲良くすること”が“成果の質を上げる”というケースもある。

・“成果と人物に関して”
過去に成し遂げたことを“成果”として、
現状をどう接するかを考えて“未来を託すかどうかは、その人が持つ将来像、
どういう事をもたらしてくれるのか” という2つの違うフレームからの視点が大事。

【まとめ】
・公正な評価は、“手段”であって“目的”ではない。
単純に「仲よくしろ」とか、「距離を置け」とかそういう話ではなく、
自社の立場で、最適なスタンスを考えないよというメッセージではないか?

・それぞれの立場で、とるべき態度というものがある。


・公正な態度で臨むことと、実際に公正と思われることは違うかもしれないが、

それでも、マネジメントは、公正に臨むというスタンスが重要だと思う。
(実際に、スローンがその態度を取り始めたのもトップに立ってから。)

さて、“オッサン”と“リーダー”は、同じなのか、果たして違うのか?
もし、違いがあるとすれば、まわりが積極的についてきて、成果をあげているかどうか?
そういう意味では、“リーダー”という言葉には、【成果】がひもづくのかもしれない…。

さて、みなさんは、どうお考えですか?



2013年4月20日土曜日

【採用されないのは、スキルがあるからだ。】


志高く独立された方が、すべて順風満帆にいくわけではありません。
これは、ある方から相談を受けたお話です。
事業は航海。嵐のときも、虹のときもある。
(※特定の個人としないため、事実を曲げない程度に、
エピソードをいくつかミックスしていますので、予めご了承ください。)
ある、Web制作をされている方が独立をしました。

きっかけは、勤めていた会社のお客様から、

「○○さんは、スキルあるし、これからも、仕事が出すから、
独立しなよー。俺の友達も、紹介するからさ。
△△社さんは、高いからさー、ちょっとだけ安くすれば、
○○さんだったら、すぐたくさん仕事が舞い込むよ。」

なんて、話をもらい、その気になる。

残業が多い、上司とあわない、
したくない仕事も多い。
ネットのブロガーには、“社畜”だなんて、罵られる。
時代はフリーランス、どうせ人生一回きりだ・・・。
だいたいこういう話の行く末は、パターンが決まっています。
折からの不況、下げ止まらない制作単価、減る仕事。

焦る○○さん、ついに、自分で会社を
続けることをあきらめ、就職活動することに・・・。

なかなかうまくいきません。

なぜか?

それは“スキルがない”からではなく、
おそらく“スキルがあるから”です。

単純なWebの仕事は、どんどん価格が下がってきます。
僕も自分の会社で、ホームページ更新するサービスを行っています。

http://secretary.maxhills.jp/

ホームページ更新し放題、月6万円(税別)!
1
人雇うよりも安い! もちろん、社保などの必要なし!

いわば、ホームページ版秘書代行サービス、名付けて“
制作秘書”!
(※はい!ステルスマーケティングは、ここまでm(_ _)m。)
でも、本当に良いサービスです(笑)&(マジ)

高付加価値の仕事をするためには、知識労働者は、
スキルをブラッシュアップさせ続けなければなりません。

ただ、会社として、従業員として、手塩にかけて、“修行”をさせて、
“独立”されては、競合を生み出すことにつながりかねない。

だから、“独立”希望者・経験者を雇うことに
躊躇してしまうところはあるような気がします。
(ちなみに、起業経験者は、当社にもいます。)

ただでさえ、“高度な競争社会”の状況下において、
企業がいろいろな意味で、慎重にならざるを得ないことは、正直あると思います。

もし、仮に、○○さんの場合、選択肢は、いくつかあると思います。
①    食う仕事に徹する。独立を封印、会社をたたむ。どこでもいいからもぐりこむ。泣きつく。
②    スキルを磨く。http://www.gonweb.co.jp/ism/ 
   (※権代表は友人ですが、izmは面白い。ステルスではない。)
③    商売替えをする。
④    海外に出る。
・・・などいくつかあると思います。

その上で、どう選択するか?

それは、 “ご自身を、何によって憶えてもらいたいか”によると思います。
自分の人生をどう乗り切るか。運命のわかれ道。

厳しい時代を生き抜く、
同世代の友人たちの幸多からんことを祈って。

2013年4月18日木曜日

【大事なことは、世に出てる?】


昨日の記事と、真逆のことを書く。

“事実は小説より奇なり”といいますが、
世の中には不思議なことが、あるものですね。

今まで、彼女のいなかった30代のWeb会社のメディア事業部長さんが、
エイプリルフールにあえて、本気のお嫁さんをサイトで募集した。
(最初はネタと思って読んでいましたが、これもまた↑、今になって読むとなんか泣かせる。)

そこに、提案書を出してくれた一人の女性。
その想いに、胸を熱くする男。
すごいよ、世の中って。
そして、二人は、一度も会うことなく、結婚する。



本人の自由意思が、
著しく制限された江戸時代などでは、

会わずに結婚するケースは、
おそらくたくさんあったにちがいない。

でも、会おうと思えば、
自由に会い、
恋愛ができるこの時代に、
この“一度もあわないで行う結婚”の
意味は、
素晴らしく、興味深い。

人のいいところは、外見だけではない。
でも、姿カタチがある以上、視覚や
社会的背景にひっぱられることも多い。

そうではない、結婚がここにある不思議さ。
大事なことは、世の中にでているんでしょうか?

なんか、そんなふわっとした
気持ちにさせられたニュースでした。
 
全然違う話なんだけど、
シラノ・ド・ベルジュラックを思い出しました。

どうか、末永くお幸せに。