痴漢より、お前の顔を憶えたぞ、なんちゃって(^_^.) |
先日のブログについて、facebookを通して、
少なからず、コメントを頂いたことについて、
いろいろと考えるきっかけを頂きました。
お話のポイントとしては、3つ。
3.女性車両の実際的な価値について
みなさんの関心も、思いのほか高く、
なんだかんだで、このシリーズも3回目になりました。
さて、ここで、“アファーマティブアクションと女性専用車両が、どうつながるのか?”について、
もう少し、丁寧に考えてみます。
アファーマティブアクションは、元々は、地域限定の時限立法だったそうです。
でも、日本では、それが、「ポジティブ・アクション」と変わり、
厚生労働省の後押しのもと、女性の活躍や格差解消に推進していくことになった。
厚生労働省の後押しのもと、女性の活躍や格差解消に推進していくことになった。
また、2000年代になると、車内における迷惑行為や痴漢行為が
社会問題として大きく取り上げられ、明瞭な犯罪として意識されるようになった。
このような状況を背景に加え、“ポジティブ・アクション”などの、
社会的背景も後押しするようになり、女性が安心して乗車できる事を
目的として女性専用を謳った車両が導入され始める事になったようです。
社会問題として大きく取り上げられ、明瞭な犯罪として意識されるようになった。
このような状況を背景に加え、“ポジティブ・アクション”などの、
社会的背景も後押しするようになり、女性が安心して乗車できる事を
目的として女性専用を謳った車両が導入され始める事になったようです。
鉄道会社の輸送力の増強計画がすすみ、バブル経済の崩壊による都心回帰や
少子高齢化などによる利用者の減少も重なり、総じて混雑度が緩和されつつあった事も、
鉄道事業者が同車両の導入に踏み切る事ができた理由の一つだそうだ。
昨今の女性専用車両は、京王電鉄の2000年12月の試験導入から始まったそうですが、
女性専用車両は、課題解決というよりもマーケティングの要素が強いという見方もあるそうです。
さて、前置きはこのくらいにして、
今回は、『女性車両の実際的な価値について』、考えてみます。
実際的な価値は、何と言っても『痴漢の防止効果』でしょう。
こんな声がありました。
“女性専用車両は、やっぱり欲しいです。毎日のように痴漢にあって、激怒しまくるのに、
もう疲れたのと、やっぱり痴漢は怖いです。ピリピリしながら満員電車に乗るわけですから。
もう疲れたのと、やっぱり痴漢は怖いです。ピリピリしながら満員電車に乗るわけですから。
先日、犯人を取り押さえたら「遺伝なんで許してください」とかわけわからんロジック展開してこられて、しかも母親までやってきて、「ワンピースを着ないから、手を入れやすいんでしょ!」と言われて(え?セパレートは手を入れやすいって初めて聞いたよ?)、もうホントに疲れました。そういう意味で、気楽に乗れる女性専用車両はありがたいです。”
鉄道会社の使命を“お客様を安全・快適に目的地に輸送する”と考えた場合、
その達成に、「女性専用車両」の導入が少なからず貢献しています。
ちなみに、警察庁の資料によると、
【A】痴漢を防止するために効果的だと思うこと(男女)
【B】電車内で痴漢に遭わないように気をつけていること(女)
ともに、回答で1番高いのは、『女性専用車両の利用』でした。
だから、結論としては、僕は、「女性専用車両」について、
積極的ではないですが、現時点では賛成です。
本当は、痴漢も、痴漢冤罪も、
女性専用車両もない社会になればいいのですが・・・。
女性専用車両もない社会になればいいのですが・・・。
2 件のコメント:
しかし、女性専用車両の登場によって痴漢は統計的に減らなかった、と何かで読んだ記憶があります。
なおきさん、そうかもしれませんね。
どこで線を区切るかによって、
データの読み方はかわります。
ちなみに、女性専用車両の導入が、
2000年(平成12年)。
迷惑防止条例違反の痴漢検挙数、電車内の強制わいせつのデータを平成19~21年で見れば減少傾向といえます。
ただ、これを別の年度でみれば、
変わるかもしれませんよね。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/h22_chikankenkyukai.pdf
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